【鉄道限定】マニアも唸る!JR・国鉄を徹底紹介②

JR・国鉄シリーズ、第2弾です!
鉄道の種類の中には、新幹線で運行したり、通勤型で運行したりと、その時々で種別が変わったりするものもあります!
普段自分が乗っている列車が、実は新幹線で運行していた!?
なんてこともあるかもしれません。
今回は、そんな変わった電車も紹介しているのでぜひご覧ください。
JR・国鉄時代の電車|185系
現在民営化されているJRですが、かつては国鉄として国営企業として運営されていました。
全国において同一の基準で運営されていたので、特急電車などは同じような色の車体のものが走っていました。
今は、JR各社がそれぞれで車両の開発を行ったり走らせています。
以前あった特急色としては、白っぽい色に赤いラインの入ったものがよく見られました。
今ではかなり少なくなっていますが、走っています。
その中で異彩を放っていた鉄道として185系があります。
登場は昭和56年で、特急踊り子号としての運用として始まります。
この区間は、私鉄などとの競合もあるところですから、当時の国鉄としても新しいカラーを出したかったのでしょう。
それまでとは全く見た目の違う車両が投入されます。
斜体は白色で、緑のラインが斜めに入っているものでした。
運転台は当初は高いところに設置されることが多かったのですが、近郊電車のように低い位置に設定されていましたから、こちらも少し違ったタイプになります。 現在も数は減っているもののあかぎなどとして運用されています。
JR・国鉄時代の電車|189系
現在は関東地方から長野に向かうときは、新幹線を利用することになります。
長らく長野新幹線と言われていましたが、北陸まで伸びることで北陸新幹線としての運用が行われています。
それだけ長野への需要は、多く新幹線登場前においても輸送力を維持する必要がありました。
しかし長野までにおいては、日本の鉄道における難所の一つである碓氷峠があり、通常の車両だとたくさんの車両をけん引することができませんでした。
多くの人を輸送できない状態でした。
その中で登場したのが、189系になります。
こちらの車両は、主に碓氷峠における電気機関車との協調運転が行える車両として開発されました。
連結部分における改良であったり、車両全体の軽量化などが図られ、それまで8両しか連結できなかったのに12両まで連結が可能になります。
これによって輸送力が大幅にアップされます。
では現在の運行状況はどうなっているかですが、碓氷峠を通る路線は廃止されましたから用途としては減っています。
長野駅付近において普通電車で利用されたり、関東地方から山梨方面への臨時快速などで利用されています。
JR・国鉄時代の電車|251系
出典:http://japan-train-db.seesaa.net/
鉄道の目的の一番は人の移動になります。
移動する理由としてはまずは通勤や通学、その他仕事関係での移動になるのでしょう。
それ以外としては、旅行での移動があります。
通勤や仕事では大量の人を速く移動させることが目的になりますが、旅行の場合は必ずしもそれだけではありません。
快適性であったり、車窓を楽しめるタイプが求められます。
JR東日本においてリゾート列車を意識して製造された鉄道車両に251系と呼ばれる車両があります。
関東地方の観光地と知られている伊豆地方への観光特急の車両として投入されたものです。
元々特急は走っていたのですが、通勤向けの人を多く乗せるタイプになっていました。
そこで先頭車両において全面の車窓が楽しめるダブルデッカーが採用されます。
海岸沿いを走ることもあり、高い位置からの車窓は非常に人気がありました。
グリーン車においては個室が設けられるなどより旅行が楽しめる車両も付け加えられています。
現在は通勤ライナーとしての運用も行われるようになっています。
JR・国鉄時代の電車|253系
253系は、JR東日本が1991年から製造した特急用の鉄道車両です。
この車両は直流専用電車で、成田空港と東京の間のアクセス特急用として使用されました。
しかしながら足回りのモーター制御方式は、最先端のVVVF制御でなく1世代前の界磁添加励磁制御のまま製造され続けました。
一方車内は、日本では当たり前の回転リクライニングシートではなくて、普通車は欧米では当たり前だけど回転しない固定式クロスシートとなりました。
しかしこれは日本人の多くには評判はよくありませんでした。
ちなみにこの系列は2002年まで製造が続けられましたが、最後2002年に登場した6両編成2本の普通車は、この悪評のためか座席が日本ではおなじみの回転リクライニングシートとなりました。
そして成田空港との間の特急列車として使用されてきましたが、2009年以降は並走する私鉄線の対抗策としてリニューアル工事ではなく、新型の259系を投入することになり次第に置き換えられてしまい、2002年に登場した車両を残してわずか20年足らずの短命ですべて廃車になってしまいました。
なお、廃車になった車両のうち3両編成の2本だけが長野県にある私鉄で再度の活躍をしています。
JR・国鉄時代の電車|255系
国鉄からJRになって各社が独自に車両の開発をしています。
ですから特急の車両に関しては多くの種類を見ることができます。
255系に関しては、東京から房総半島を中心に走る特急向けとして開発された車両になります。
さざなみ、わかしお、しおさいなどいかにも房総半島を走るのにいい名称が付けられています。
これらの特急に関しては国鉄時代から運行されていて当時は他の特急と同じような外観でしたが、この車両に変わって海岸線を走る鉄道のイメージになりました。
この車両においては、以前はビューと呼ばれる言葉が前に付けられていました。
わかしおであればビューわかしおなどです。
複数の名称で走ることがあったのですが、それぞれにおいて1日の運行本数が多かったわけではありません。
そのために車両自体もそれほど多く製造はされていません。
5編成のみに留まっていました。
ですから行き交う場面であったり、駅で同じ車両が並ぶとなるとかなり貴重なシーンになっていたのでしょう。
現在は房総地方から中央本線などでの運用がされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
昔と今では運行形態を変えて走っているものもたくさんあります。
中にはレアな列車もありますので、たまたま旅行などで見ることが出来たらラッキーです。
移動中も、外を見ながら列車を探してみてはいかがでしょうか。
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