【鉄道限定】魅力たっぷり!日本の新幹線まとめ②

新幹線シリーズ第2弾!
皆さんは、帰省する際、旅行する際、どのような交通機関を選択しますか?
飛行機はなんたって安全面で不安だ。
時間だって正確じゃない。
というデメリットから、新幹線を選ばれる方は多いのではないでしょうか?
また、その地の風景を楽しみながらゆっくりと旅行ができるので、あえて新幹線を選ぶ方も多いと思います。
今回は、今の新幹線が辿った過去から現在までの新幹線の種類についてご紹介します!
日本の新幹線|400系
出典:http://gygyj224.seesaa.net/
新幹線400系とは、以前にJR東日本で使用されていた直行特急用新幹線電車のことです。
車体はグレーの塗装と流線型の形をしており、当時としては斬新なデザインでした。
つばさという名称でも呼ばれ、東京と山形県を走っていました。
日本で初めての新幹線と在来線を相互に通る電車でした。
内装はグリーン車では座席が3列配列でゆったり座れるため長時間乗っていても疲れず人気がありました。
日本の新幹線の技術はとても高く、新潟中越地震の際には初めて脱線しましたが、それでも乗客の死傷者はゼロでした。
これは世界に誇るべきことであり日本の鉄道のレベルが非常に高いことを表しています。
東日本大震災の時には大きな揺れが来る前の微振動を伝える装置を搭載していただめ、最高スピードではなく減速中していたので被害はありませんでした。
400系の車体は2009年中にすべての運行が終了しました。
塗装も初期の頃とは変わってしまっていたため、運行当初の車体に愛着を感じていた鉄道ファンも多いようです。
日本の新幹線|500系
500系は1996年から約3年間ほど製造された新幹線用の鉄道車両です。
この電車は航空機とのさらなる対決のために高速化を追求して最高時速300㎞/h運転を日本で初めて実現させました。
その実現させる際は、日本では世界で最も厳しいとされる騒音基準をクリアしなければならず、そのために先頭車はかなり長い運転室となったほか、パンタグラフは翼型が採用されるなどの目新しい技術がたくさん使用されました。
また、外観塗装もこれまでにない色彩となったために、世間の注目を浴びて人気となりました。
なおこの車両の製造は16編成が9本製造されましたが、製造価格はかなり高くて16編成で50億円かかったともされています。
そして高速化を実現した当系列は、約10年間ほど東京と博多の間の最速列車に使用され続けましたが、他の系列の車両と比べて座席定員に差が出たりなどして営業サイドから扱いにくさが指摘されたほか、車内が狭いなどの乗客からの指摘がなされるようになりました。
そのために、順次運用の離脱を余儀なくされて山陽区間専用の各駅停車用として8両編成に短縮して再運用されることになりました。
その際、余剰となった中間の8両はわずか約10年ほどで廃車となっています。
日本の新幹線|700系
700系は1997年から登場した新幹線用の鉄道車両です。
この車両は、国鉄時代に製造された0系や、民営化前後に登場していた100系が15年ほど経過するので、それを取り換えるために製造されました。
その点では、すでに500系が登場して300㎞/h運転で人気でしたが、製造コストが高価すぎたり座席配置や定員などの問題で大量製造には至りませんでした。
この系列ではこの製造コストを抑えることと、座席定員を従来車両と同じようにすることが、課題とされたために、最高速度は300系の270よりも速いが500系の300よりも遅い285㎞/hとなりました。
なお、この車両は16両編成用と8両編成用の2パターンが製造されて、後者は山陽区間専用の車両として使用されました。
この8両編成バージョンでは、グリーン車が組み込まれない代わりに、16両編成にはない個室が一部車両に導入されたり、外観塗装も変更になっていたりなどの違いがあります。
その700系は最終的に、16両編成はJR東海製造分が60編成、JR西日本が15編成、8両編成バージョンはJR西日本が16編成製造されました。
なお、16両編成の場合は東海製造分と、西日本製造分の違いとして、行先表示機が字幕か電光表示板かで見分けることができます。
日本の新幹線|N700系、N700A系
在来線では現在は160キロが最高の速度になっていますが、新幹線の場合は300キロでの運転が可能になっています。
路線によって制限速度は異なるもののより進化が期待されます。
その中で、300キロ運転が可能になったものとしてN700系があります。
300キロ運転に関しては、その前に500系において達成されていましたが、従来の700系の改良型として300キロを超える車両になりました。
700系は先頭車両がカモノハシのように少しユニークな形をしていましたが、N700系になってスッキリした形になっています。
さらにN700A系においても改良が加えられています。
新幹線は高速運転を行うことから、できるだけ直線的に線路が設置されています。
それでも部分的には、カーブがありその時には減速が必要です。
その原則を少しでも抑えられるように設計されています。
そうすることでカーブにおいても高速のまま走ることができ、より時間を短縮できるようになりました。
日本の新幹線|800系
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
日本が世界に誇る技術を集大成したと言えるものの一つに新幹線が挙げられるでしょう。
その安全性や時間の正確さ、速さなどは日本人の鉄道ファンだけでなく、世界中の人に信頼を置かれています。
日本旅行に来た際に乗ってみたいという外国人も多いようです。
まだまだ日本の新幹線は延伸を続けており、近年では鹿児島中央という名称に改名された新駅から博多、更には東京までも随分と時間が短縮され、気軽に行くことができるようになりました。
九州新幹線が開通して話題になったことが記憶にある人は多くいるのではないのでしょうか。
九州内で主に使用されている新幹線は800系です。
他地域で使用されている700系とは異なります。
新幹線開通によって、車両に使用されてきたロゴの変遷や号車名などが全国に知れ渡るようになりました。
他地区の車両と異なる点は、800系には日本らしさが十分にあしらわれているところです。
和風や木のぬくもりを多く取り入れ、落ち着いた気分で新幹線での時間を過ごすことができるようになっています。
まとめ
現代の新幹線、過去から辿ると思い深いものがあります。
その進化はこれからも進んでいくと考えると、新幹線が飛行機よりも早く目的地に到着する日もそう遠くはないかもしれません。
これからも新幹線の進化に目が離せません!