編み物初心者も簡単!手編みで作る手芸用品7選

編み物に挑戦したいけど難しそう、途中で諦めてしまいそうで始められない、そうお思いの方もきっと多くいらっしゃると思います。
編み物ができるようになれば趣味の幅も広がりますし、暖かな手作りの物はお子様や恋人などへの贈り物としても喜ばれますよね。
そんなあなたもすぐに始められる、簡単で実用性抜群の編み物を、今回はご紹介したいと思います。
リメイクニットミトン
着れなくなったり着なくなったニットのセーターとかカーディガン、マフラーなどは、捨てる前に何かに出来ないかと考えたりします。
そんなに難しくなくて誰でも簡単に作れる小物といえば手袋の「リメイクニットミトン」です。
自分のを作ろうと思えば、自分の手を直接そのセーター等の上に置いて輪郭線を書くだけです。
ニットですから伸縮性の無い布地で作る時よりも、多少のサイズの狂いも気になりません。
編み物ですから裁断すると「ほつれ」が気になります。
縫い代を多めに取ってしっかり縫い合わせる事が重要です。
ウールの素材の物でしたら、熱いお湯で洗って乾燥させるとフェルト状になってハサミで裁断してもほつれ難くなります。
好きな模様や柄のミトンを色々作って寒い冬の季節に彩りを添えてみるのも楽しいです。
汚れても片方失くしても、例えば同じセーターからは幾つも作る事ができるので予備も有ると思えば安心です。
リボンやボタンなどを飾りに付けたりしてもとっても可愛くなります。
普段手芸をしない方も一つでも作ってみれば、2つ目3つ目と作りたくなるはずです。
アクリルたわし
エコで掃除を心がけておられる方が手芸で作るアクリルたわしを使用されているようです。
アクリルたわしとは毛糸で編んだおそうじグッズのひとつです。
洗剤を使わず環境に良いといわれる環境によいたわしです。
そこで豆知識として作り方を紹介しておきます。
材料はアクリル100パーセントの毛糸、それからかぎ針を用意します。
今回は四角いものの作り方なのですが、鎖編みを15目つくります。
それから長網みをつくっていきます。
それから7段ほど長網みを同様につくっていき、最後はぐるりと編んで周りを編んで終わります。
このアクリルたわしはアクリルの細かい繊維が汚れを取りのぞいてくれ、日常の掃除に活躍をしてくれます。
キッチンまわりだけでなく、電化製品のほこりであるとかお風呂やバイク、それから自転車などを掃除するときにも活躍します。
使うときのポイントとして濡らして絞って拭き掃除をしたらまた水やぬるま湯で洗い流すだけで、簡単に洗剤を使わずエコな掃除をすることができます。
ゴム編みだけの簡単ネックウォーマー
寒さが身にしみるこの頃ですが、買い物や外す事が出来ない用事で、寒い戸外に出なくてはならないときってありますね。
冷たい風を避けるために、ジャンパーやコートを着込み、首元にマフラーだのスカーフだのをつけて「いざ、出発!」と云う事になりますが、あまり防寒衣類や小物をつけすぎると、動きにくい上に、もこもこして見た目もあまり良くない様です。
そこで一つ簡単に出来て、すぐに使えるまさに一石二鳥の手芸はいかがでしょう。
毛糸の編み物は大方の方が経験の事と思います。
勿論初めての方でも大丈夫、棒針と毛糸さえあれば、今流行のネックウォーマーを編めるんです。
編み方もゴム編みさえ出来れば良いので簡単です。
用意する物は10mmの棒針、毛糸の細糸(4本取り)1個?1.5個とお気に入りのボタン一つただそれだけです。
50目作り目をして20段、ただひたすらゴム編みを続けます。
編み終わりましたら輪になる様に縫います。
そこで折り返した所にはお気に入りのボタンをポイントに付ければ出来上がり。
一度お試し下さい。
ニット帽子メンズ・レディース兼用
手芸で作ったものを夫婦や恋人で兼用してみてもいいですね。
ニット帽子の場合、頭のサイズがそれほど違わなければ、メンズやレディースという垣根を越えて兼用できてしまうでしょう。
兼用するものを手作りするのならば、伸縮性がある編み方をするといいですね。
ゴム編みなどはその名の通りゴムのように伸びたりするので、違う頭の大きさにフィットしやすいと思います。
男性がかぶる場合でもぽんぽんなどの飾りがあるとデザイン性がでて素敵になります。
また、モチーフなどを別に編んで、ピンなどで取り外せるようにすれば、女性がかぶる時に可愛く飾ることもできるでしょう。
男性がシンプルにかぶりたい時は飾りがない状態でかぶる、というのもいいですね。
柄は男女関係なく素敵な縄編みやボーダー柄などを取り入れても遊び心がでて面白いでしょう。
兼用できるものを編むようにすれば、色柄、毛糸の素材や編み方を変えて、いろんな帽子をたくさんかぶることができるので、身につける時の面白さがより広がるでしょう。
手編みのベレー帽
手芸で手作りのベレー帽を作る際に必要となってくる材料はどのようなものなのか、初心者の場合には分からないことがたくさんあります。
オンラインで必要なものをチェックすることが出来るようになっていれば、作る前に材料をそろえることが出来るようになるので便利です。
実際に作り始めてから足りないものがあった、ということになってしまうと作業を中断させなければいけなくなるのです。
フィギュア用のものであったり、実際に自分で使うために作ったり、様々なサイズで対応をすることが出来るようになっているのです。
手作りをすることによって、愛着も湧きますし、大切に使おうという気持ちにもなってくるのです。
色々な種類のものを作ることが出来るようになりますし、作り方の基本もオンラインであればチェックしやすいというメリットがあるので、参考にすることが出来ます。
カラーなども自分好みのものにすることが出来るようになるので、工夫をしてオンリーワンのものを作ってみるのもまた楽しいです。
かぎ編みで作る簡単なニット帽子の作り方
冬の楽しみ、手芸でニット帽を編むならばかぎ編みが簡単です。
まずはシンプルなデザインから挑戦してみましょう。
長方形に編んでいき、脇を編み合わせ、頭頂部の部分を絞るだけなので、イメージとしてはスムーズにできるでしょう。
サイズは頭の大きさにあわせてもいいと思いますが、高さは30センチほど、横幅は40センチほどを目安に編んでいきます。
編み図などがインターネットで手に入るのでそれらを参考にしましょう。
おなじ編み方であっても、毛糸のタイプ、極太や並太など、太さによって出来上がりの雰囲気はだいぶ違ってきます。
極太はざっくりとした仕上がりで、並太だと表面が滑らかな見た目になります。
どちらも良さがあるでしょうから、いろんな毛糸の太さで仕上がりの比較をしてみるのも面白いでしょう。
一つ完成できれば、あとは毛糸の太さや色、デザインなどを変えていろんなタイプの帽子を作ることができます。
ポンポンをトップにつける場合でも、毛糸の色を変えるなどしてみると、デザイン性が高まって面白いです。
ニットオーバースカート
簡単手芸で作るニットのオーバースカートを紹介します。
あまり糸で編める簡単手芸です。
あまり糸は中途半端に残っている物が多いので、太さや色もバラバラです。
太さは一般的に手編みで使う物は中細と並太、極太程度で、だいたい並太が中細の倍の太さです。
本当は細かくもっと別れているのですが、一般的に使用する糸で考えます。
中細2本合わせて編むと並太程度の太さになりますので色々な糸で配色を考えましょう。
10号程度の編み針で縦横10cmのゲージを編んでみて編みたい大きさを計算します。
ゴム編みを数段裾に編んだら輪針でグルグルどんどん編んでいきます。
輪針で編むと剥ぎ目もなくきれいに仕上がります。
腰の高さになるくらいまで編み上げたらかぎ針で3cm程度網目を残して筒の部分を作りぐるっと一周留めます。
この輪にゴムを入れます。
ゴムは2本どりにするときっちりします。
糸の始末は結び目は編みながら編み込んでいき、始まりや終わりの糸は本体の網目にグルグル巻いて隠します。
これでオーバースカートの完成です。
とても暖かいです。
まとめ
初心者でも簡単に作ることのできる編み物を紹介いたしました。
いくつかご紹介しましたが、編み物を始められる方は、まず基礎の本を一冊買いましょう。
本屋や手芸店で自分が一番見やすい物を選び、手芸店で初心者でも編みやすい毛糸を見繕ってもらいましょう。
「メリアス編み」が綺麗に揃うようになったら、「ケーブル編み」も綺麗に模様が出るようになります。
様々な編み方をマスターし、なおかつ編み目が綺麗になってくれば、きっと編むのも使うのも楽しくなること間違いありません。